いらないトランザクションデータはマスクしよう

トランザクションデータベース(以下TRDB)は、データベース(以下DB)に対して登録・更新・削除などさまざまな処理を行うことができる特殊なデータベースです。一連の処理情報をトランザクションデータとして保管しますので、いつどんなデータがDBに処理されたのか確認できるのはもちろん、万が一マスタのデータを削除してしまっても、TRDBを介していればそこから復元することも可能です。

この仕様ゆえ、ということもありますが、TRDBは通常のDBとは違い一部の操作が制限されています。そのひとつが、登録されたトランザクションデータはユーザーが削除することはできないということです。そもそもTRDBは処理の履歴を保管するためのデータベースなので、それがユーザーの操作により消えてしまう環境にあるとTRDBの意味がなくなってしまいます。あえて削除できないようにすることであらゆる処理データを永続的に保管できるようになっているんですね。

ただこの「削除できない」ことで、誰しも一度は困ったことがあるのではないでしょうか。特にクライアントへの提案・納品を行うSDP会員の皆さまは、TRDBを設定し、テストで登録したデータを削除することができずに困った経験はおありだと思います。また、エンドユーザーから「個人情報データを消して!」と要望を受けても、TRDB上のデータは完全に消すことはできません。

そんなときに役立つのが「個人情報マスク」機能です。TRDB上に登録された個人情報にあたるデータをNULLで更新する、あるいは特定のダミーデータに置き換えることができるので、不要なデータを隠すことができます。

この機能ではもともと、メールアドレスやお名前などのテキスト系フィールドしかマスクすることができませんでしたが、先日行われたスパイラルのメンテナンス(10/3実施)にて、セレクト系フィールドや日時系フィールドなど、50種類のフィールドタイプがマスク対象に含まれました!
これでもう大丈夫。不要なトランザクションデータは「個人情報マスク」でマスクしちゃいましょう。

「個人情報マスク」操作方法

「個人情報マスク」は、スパイラル操作画面上「DB」>「トランザクションDB」にて対象のTRDBを選択した画面から設定可能です。左メニューの「個人情報マスク」をクリックし、検索ボックスでマスクしたいデータを検索します。

(↓対象のTRDBを選択後)

ヒットして表示されたデータの「操作」をクリックし、「マスク」を選択します。

マスクしたいデータを「NULLで更新」あるいは「固定値で更新」にチェックして「更新」ボタンを押すことでマスク完了です。

「固定値で更新」を選んだ場合は、フィールドタイプによって置き換わる文字列が異なります。
詳しくは以下サポートサイトページを参考にしてみてください。

トランザクションDBに登録された個人情報をマスクしたい